手帳

あな吉手帳と手帳離婚した私の理由

あな吉手帳(あなきちてちょう)に興味を惹かれ、1ヶ月ほどやってみたものの挫折してしまった。
あな吉手帳が私に向いていなかった理由と、次の手帳にも引き継ぎたいことを書いておこう。

あな吉手帳ってなに?という人のために簡単に説明してみる

マル子は、あな吉(あなきち)さんが好きだ。

あな吉さんのコミュニティのことを宗教だと言う人もいるくらいだから、きっと人を引きつけるなにかを持っているのかもしれない。

 

マル子があな吉こと浅倉ユキさんを知ったのは、図書館で借りた「あな吉さんの主婦のための幸せの手帳術!」が目に入ったのがきっかけ。

 

で、読んでみたら、「主婦向けに考えられた手帳について書かれたもの」だったんだよね。

(そのままかよ)

 

あな吉手帳って、日々のタスクや覚書をフセンで管理する手帳だから、もし「これ、時間なくてできなかった・・・」というときでもぺたっと貼り直せば良いだけ。

 

付箋にやるべきことや所要時間を書いて手帳に貼っておくことで、空き時間に「あ、これなら今できるな」とかわかりやすいし、作業が進む。

 

あな吉手帳とはなにか、をかなり大雑把にいうと、こんな感じの「女性のストレス値」を下げるという目線で作られた手帳術である。

 

独身時代に使っていたフランクリン・プランナーという手帳が、子供を産んでからは使い勝手悪くなっていたマル子にとっては、この主婦向けの手帳は目から鱗だった。

 

そうか、ビジネスマンと主婦は、手帳に残したい事柄が全然違うんだ!

って気づいたきっかけになったんだよね。

 

仕事をしているときは、打ち合わせの時間があらかじめ決まっていて、それが守られないことはなかったし、仕事の進捗だってだいたいは自分の予想通りになるじゃない?

 

 

でも、子供を産んでからは、

・時間が思い通りにならない
・タスクをそつなくこなすには子供を見ててくれる人の存在が必要

 

ってなってしまった。

 

マル子の子供はまだ1歳だから時間が思い通りにならないだけで、子供が保育園とか幼稚園とか、小学校にあがったりとかするともしかしたら違うのかもしれない。

 

でも今は、従来のびっしり時間枠が決められた手帳だと、「こんなふうにこなせるわけないじゃん、ムリムリ笑」になってしまう。

 

せいぜい「早朝・午前・午後・夕方以降」の4つの枠があれば十分だ笑

 

あと、時間枠がしっかり書かれているバーチカルタイプの手帳だと、マル子の生活時間と合わないんだよね。
マル子は朝4時とか5時に起きるから、そのあたりの時間の書き込みはしたい。

 

夫や子供が起きる前が勝負の時間なのだ。

一人の時間・・・誰にも振り回されない時間・・・・いやっっふぅぅぅぅぅ!!

逆に、日中はだいたい子供と外で遊んでいるから、そのあたりの時間の書き込みは不要。

自分の時間?なのそれおいしいの?ワガハイハタダノドレイデスケド・・・という状態だもの。

 

 

それでビジネス手帳が使いづらくなったマル子にとっては、あな吉手帳は共感の嵐だったんだよね。
「そうそう、それそれ!!」ってなるというか笑

 

そして使い始めたんだけど、結局長続きしなかった。

 

 

あな吉手帳を挫折した原因

マル子があな吉手帳をやめた原因はこれ。

 

①ストックしてある付箋が1歳の息子によって何度もバラバラにされる事件勃発
②手帳に書き込む時間がない
③買った付箋が細すぎて書き込むのに不向き
④完了した付箋を捨ててしまうのでやり遂げた感がでてこなかった
⑤付箋の粘着力が弱くなったときにポロポロ落ちそうになるのがストレス
⑥A5のバインダーの種類が少ない(100均しか見てないけど)

 

 

そう、あな吉手帳は「フセン」を使うのが肝なのに、マル子のストレスもほぼ付箋関連なのだ。

これでは長続きしないのもうなずける。

 

ちなみに、あな吉手帳はA5ノートを推奨していて、持ち歩くには大きすぎるという意見も多いみたいだね。
マル子は、それについてはあまり気にならなかったけど。

 

あな吉手帳をやめたとはいえ、あな吉さんの考え方とか文章は好きなんだよ。
だって、家事もこなしつつ仕事もばりばりやっているなんてかっこいいじゃない?

 

あな吉手帳が発端であな吉さんの他の著書であるゆるベジについて書かれた本も読んだ。


野菜大事だしね。

肉食だけど。

 

今回はあな吉手帳を挫折したけど、もう少し子供が大きくなって、フセンをバラバラにしなくなったりとか、自分一人の時間が持てるようになったりしたらまたやるかもしれない。

フセンが落ちなくなる工夫とかも、ネットとか本でいくつも紹介されてたりするしね。

 

でもやっぱり、今は無理なのだ。

 

手帳と向き合う暇があったら布団と向き合いたい(おい)。

 

 

かと行って、手帳を使わなくなったらダラダラしてしまうこと確定のマル子。
ソースはこちら⇒だらだら専業主婦だった私が家事や育児を管理して自分の時間を作り出せるようになってきた話

 

どうにかせねばならぬ。

 

手帳難民は続くよどこまでも

 

ちなみに今までの手帳離婚歴は、

 

  1. フランクリン・プランナー
  2. ほぼ日手帳
  3. 夢を叶える手帳
  4. 朝活手帳
  5. マンダラート手帳
  6. 逆算手帳
  7. 一元化ノート
  8. あな吉手帳←今ここ

 

うーむ、華々しい手帳離婚歴である。

多すぎかよ。

 

 

やめた理由はそれぞれあるけど、こういう「合う合わない」は人によっても違うだろうし、タイミングによっても違うだろう。

 

だから、マル子の今の生活時間や手帳で管理したいことや手帳の趣味によって手帳離婚をしているわけだけれども、どれもみな優れた手帳である。

例えるならあれだ。

 

「あたしぃ、結婚するなら年収3000万以上かせいでてぇ、車はもちろん外車でぇ、一生私を愛してくれて束縛しないでいてくれてぇ、もちろん見返りなんて求めない人でぇ、性格が良いイケメンであれば誰でもいいから結婚したいなぁー♡」

 

とか言っているマル子の元職場にアルバイトに来ていた35歳女性の手帳版だ。

 

 

理想を追い求めて妥協しない志がすごい。全然仕事してくれなかったけど。

 

20分ですむようなおつかい頼んだら、なぜか2時間後にスタバでテイクアウトしてきたラテを持って帰ってきたけど。(怒)

 

まぁでも、やっぱりパートナーは大事だからね。
自分が納得して選ぶのが一番だよね。

 

なのでやはり、マル子も理想の手帳を求めてさまようのだ。

で、最近はバレットジャーナルをやっているけれど、これについてはそろそろ記事にしようかな~と思う。

 

あな吉手帳と手帳離婚した私の理由まとめ

そんなわけで、今回あな吉手帳を使い続けることは断念してしまったが、使っていて「これいい!」と思うアイデアもいくつかあった。

 

例えば、「夫に頼むこと、実家関係の用事、子供関連でやるべきこと、義実家関係の用事」などの項目を作って、それぞれにやるべきこととか持ち物とかの付箋をはっておく。

そうすると、日付けには落とし込みにくい用事などを書き込める。

 

 

また、自分の達成できなかったタスクはさらに細分化していくこと。

そうすることで、やりたくないことでも少しずつ進めていけるようになった。

 

 

これらはぜひ、次の手帳にも活用させていきたい。