今回北海道旅行をするにあたり、少々大きな問題が発生した。
そう、夫と子供の体調が悪くなったのである。
旅行延期するかを夫とトラブったので、旅行前は家族全員の体調管理に気を配ろうと決めた。
Contents
旅行前の家族の様子~息子編~
旅行前に何を気にするかと言うと、やはり「子供の体調」、これに尽きる。
そんなわけでマル子は息子の体調に徹底的に気を配っていたのだ。
寝るときのパジャマの厚さにはじまり、毎日の食事やおやつをより栄養のあるものにしてみたりとか。
水遊びが大好きな息子だけど、旅行前の週は水遊びしたくならないくらい徹底的に他のことに気をそらしたり。
そこまでやったにもかかわらず・・・
現在の2歳前のプリチー天使の息子、なんか北海道に行く4日前から「ごほごほ」と喘息っぽい咳だしているんですけどぉ~?!!!
なんでだ~!!
普段なら高熱を出さない限りは家で様子見するんだけど、今回は話が別だ。
慌てて息子を抱えて小児科に飛び込んだ。
そして薬をもらって飲ませ、ふぅ・・・と一息ついたのが旅行2日前。
まだ咳はでているけど、熱が出そうな雰囲気じゃないし、油断はできないけど大事にもなりそうじゃない・・・
とりあえずは一安心。
ところが。
旅行前の家族の体調~旦那編~
旅行二日前、今度は夫が会社を早退してきた。
「もうダメ・・・」と息も絶え絶えにスーツのまま布団に倒れ込んだ夫に慌てて体温計をブッ指した。
そしたら、「39.7度」という普段の風邪くらいじゃ見られないような高熱だしてるんですけどぉ~?!!!
木曜日は病院はしまっている。
とは言っても、明らかに夫の体調も精神もオカシイ。
いつもオカシイけど今回は特にオカシイ。
「枕に意地悪されるの・・・」とかいうなんともメルヘンな脳みそになってしまっている。
救急車を呼ぼうとしたら夫にとめられたので、タクシーをよんで救急病院に運んでもらおうとした。
うちの夫は非常に倹約家だけど、今回ばかりは背に腹を変えられないだろう。
「ちょっと遠いけど救急病院で!」とマル子がタクシーの運ちゃんにお願いしたところ、
「・・・いや・・・最寄り駅の病院で・・・・」と息も絶え絶えに異論を唱える夫。
よかった、いつもの倹約家の夫だ・・・じゃない。
ほっとしている場合じゃない。
で、どっちに行くかでもめたんだよね。
だってさ、私としては、ただでさえ喘息で弱っている子供を病院につれて行きたくないから、家で子供とお留守番するか、子供をどこかに預けて夫についていきたいわけよ。
でも、夫は、「一人で行けるから大丈夫」と言い張る。
マル子として、39.7度出してメルヘン思考になっている夫が一人で行くのであれば、せめてすぐに診察してもらえる救急病院のほうが安心なわけよ。
でも夫は、待ち時間の長い近くの病院で良いと言い張る。
タクシーの運転手さんは、「いいからはよ決めとくれ」って感じだった。
で、結局最寄り駅の病院に行くことに。
帰ってくるまで気が気じゃなかった。
旅行前日でも高熱のため旅行延期したいけれども
さて、今回の夫の症状は、高熱と頭痛のみ。
鼻水とかがないため、普通の風邪ではなさそうだ。
病院に行ってインフルエンザの検査をするも陰性。
溶連菌の検査をすれども陰性。
風邪ではないからなんだろうね?とお医者さんは言ってたらしいけど・・・
こういうのって、原因不明だと逆に怖いよね。
過労の可能性も高そうだし。。。
いきなり過労死とかになってほしくないし、マル子としてはしばらく家の中でのんびりゆっくりしててほしいところ。
確かに北海道旅行は惜しいけれども、命には変えられないし、家の中でまったりしているのも嫌いじゃないし。
読みたい本やDVDも溜まってるし、掃除したいところもたくさんあるしね。
で、治って元気がありあまるようだったら近場のどっか行けば十分たのしいじゃん?
「そんな無理することないから、今回の北海道行きを延期しよ?」と慈愛に満ちた聖母のようにマル子は優しく諭したんだ。
そしたら、「いや!!!!」というまるでイヤイヤ期の息子を模倣したかのような「いや!!!!!」が返ってきた。
おかしい、うちの夫は先日30歳という大台を迎えたハズだ・・・・
なぜイヤイヤ期に入っているんだろう・・・・せめて反抗期だろそこはorz
旅行前の夫婦喧嘩は気をつけないと旅行にひびきますね
そんな流れで、旅行に行くかどうかで夫婦喧嘩が勃発した。
といっても、
「旅行延期しよ?」
「イヤ!」
「イヤって言われてもイヤ!」
「イヤって言われてもイヤって言われてもイヤ!」
「イヤって言われてもイヤって言われてもイヤって言われてもイヤ!」
「イヤって言われても(以下略)」
というなんとも語彙力のない喧嘩なんだけどね。
こっちとしては、「イヤっていうくらいなら体調崩すな!!!」って感じなんだけど、そんなこと言っても仕方ないしね。
病人に鞭打つようなセリフは少々非人道的だろうと思って、ぐっとこらえていたわけですよ。
もう頭の中では「過労死」という単語でいっぱいになって、怖かったんだよね。
そんな思いを知ってか知らずか、夫は旅行当日の朝に平熱に戻って、
「ほら!俺の言ったとおり旅行までに治ったでしょ?!」と幼稚園児のように威張ってふんぞり返っていた。
うん、殴りてぇ。
旅行前に徹底的に喧嘩をしちゃうと、絶対旅行が楽しくなくなるだろうから、つとめて理性的な喧嘩にしたのである。
しかし、マル子のいう理性的な喧嘩が「イヤって言われても(略)」だったことで、マル子の知性の低さが露呈された結果となった。
いや、これは夫が幼児退行化したせいだと言えよう。
そうだ、悪いのは夫だ。そうにちがいない。
そうやって自分の中で夫に全てをなすりつけることで、なんとか心の均衡を保つことができた。良かった。
旅行前に旦那が高熱出して夫婦喧嘩になりました。まとめ
そんなわけで、北海道に行く前から暗雲たちこめた我が家の北海道旅行ははじまったのである。
旅行前は、息子の体調のみならず、夫の体調管理もしようと心に誓った。
とにかく早く寝かそう。
そして、旅行前の土日はどこも出かけずゆっくりしよう。
旅行前に体調不良になってこんな喧嘩するくらいなら、子供だけでなく夫の予防も徹底しよう。
これを読んでいるあなたも、旅行前の体調管理はお気をつけて。
真の敵は子供ではない、頑固な大人である。