料理

1週間の献立をローテーションするようになって変わったこと

夕飯のメニューが決まらないのって、意外としんどいよね。
今回は、「一週間の献立をローテーションさせると楽だよ!」との友人のオススメにもとづいて、実践してみた。
その結果を紹介しよう。

一週間の夕食メニューをローテーションさせてみよう!

献立って、毎日決めるのがめっちゃ面倒くさい・・・!という思いの丈を、昨日の記事でぶつけてみた。

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「夕飯をなかなか決められないうちにタイムリミットが近づいてきて、結局なんともしれない料理を作る」ということが続くと、なんだか夕飯が重荷に感じられる。

食べることが大好きなはずなのに、「いっそ夕飯なんて食べずに寝てしまいたい!」となってしまう。

それだけにとどまらず、最近は、外食、めっちゃ楽じゃん!と外食にハマってしまい、財布にもダメージを食らっている。

そんなおり、友人から「一週間分のおおまかな献立を決めて、それをローテーションさせると楽になるよ!」と教えてもらった。
確かに、それなら楽そう!

さっそく試してみることにした。

一週間の献立をローテーションする方法は二通り。

・一週間分の夕食のメイン食材を決めておく方法(例:鳥ひきにく、魚、豚コマ肉・・・など)

・一週間分の夕食のジャンルを決めておく方法(例:炒めもの、煮物、焼き魚系・・・など)

どちらの方が、自分にとってやりやすいのか実践してみた。

1週間分の夕食のメイン食材を決めてローテーションさせてみた!

まず、一週間分の夕食のメイン食材を決めておく方法から。

これね、たしかに、ちょっと楽になった。

ちなみにマル子が決めた一週間食材メニューはこんな感じ。

月曜:魚 
火曜:豚こま肉
水曜:鶏もも肉
木曜:魚
金曜:豚ロース肉
土曜:挽き肉
日曜:自由

さて、これを決めたことのメリットデメリットを紹介していこう。

一週間分の夕食のメイン食材を決めてローテーションさせるメリットは?

一週間分のメイン食材と決めてローテーションさせるメリットは、こんなかんじだった。

まず、スーパーに行ったときに、メイン食材を買う量や種類に悩まなくてすむ。
もともと何を買うか決めずにスーパーに行った場合、カートを持ってあってへウロウロ、こっちへウロウロ・・・を繰り返し、何を買うかをめちゃくちゃ悩んでいた。

あと、毎回買う量がけっこう適当で、一週間で使い切れない週がほとんどだった。
(だって、週の途中で足りなくなるのが怖くて・・・)

でも、どの曜日に何の食材を買うか決めていると、スーパーでどの食材を購入するのか迷う時間がなくなった。
また、いつ何を食べるかがはっきりしたことで、食べる量が明確になった。

1パック買ったら半分使って、もう半分は次週まで冷凍・・・としていると、メイン食材を買う量が減った。(節約の観点からも、ダイエットの観点からも良かった)

夕食に使うメイン食材が決まったことで、どれを冷凍すべきでどれを解凍すべきかが明確になった。
それにより、「この食材をそろそろ使わなきゃ・・・あ、こっちも使わなきゃ・・・!」と焦ることがなくなった。

一週間分の夕食のメイン食材を決めてローテーションさせるデメリットは?

デメリットというと、特売のものを買わなくなってしまったことかな。

「今回は鳥手羽元が安いから、多めに買って鳥大根作ったりフライドチキンつくったりしよう」など、安い食材を使い回すことがなくなってしまった。
だって、鳥手羽元って、そもそも一週間の献立メニューに入ってないんだもの。

で、「月曜の魚のかわりに鳥手羽元を・・・」とやってしまうと、結局は何を買うかをスーパーで迷うことになってしまう。
そうすると、上記で書いた「スーパーで迷わない」というメリットがなくなる。

その結果、お得感が感じられないときがある。

そして、メイン食材が決まっているからといって、やはり夕食の献立が決まらないときがある。

だって、「挽き肉」というメニューで考えると、例えばガパオ、ハンバーグ、肉詰め、ミートローフ、ロールキャベツ、つくね、ミートソース、担々麺、焼きそば、などなど、いろいろ活用できてしまう。

何をつくるか迷い始めたら、時間がかかるかかる・・・

あんまり選択肢がせばまった気がしない。

ということで、一週間分のジャンルを決めてローテーションする方式に変えてみた。

1週間分の夕食メニューをジャンルを決めてローテーションさせてみた!

一週間ローテーション表はこんな感じ。

月曜:カレー、シチューなどのルーもの
火曜:炒めもの
水曜:鍋系
木曜:魚系
金曜:煮物
土曜:昼は麺類、とにかく冷蔵庫の整理
日曜:ハンバーグや唐揚げなど家族が好きなもの

このようにジャンル分けをしてみた。
ここでポイントは2つ。

1.ゴミの日が火曜と金曜なので、ゴミが多く出そうな献立は前日に作る。
2.多めに夕食を作っておくと、次の日の副菜に活用できそう。

えぇ、2番目については、我ながらズボラだなと理解していますよ。

一週間分の夕食のジャンルを決めてローテーションさせるメリットは?

さて、今回取り決めたジャンルをローテーションさせることで、一番のメリットといえば、「夕飯の献立を悩む時間が大幅に減った」ということ。

例えば今までだと、
「今日なにしよう?」⇒「ひとまず冷蔵庫の中を見てみよう」⇒「いろいろあるから、何でも作れるな・・・、なんにしよう」(以降、ずっと悩んでいる)

というところから、今度は
「今日は炒めものだ。冷蔵庫の中で炒めて美味しそうなものは?」⇒「なすと挽き肉、にんじんとかいろいろあるな・・・じゃぁナス味噌にしようかな」で終了する。

メイン食材だけ決めているときよりも、遥かに時間短縮している。

また、スーパーでお得な食材を見つけたら、それを活かしたメニューにできるので、節約ができる。

一週間分の夕食のジャンルを決めてローテーションさせるデメリットは?

それでは、デメリットはなんだろうか。

このローテーションを始める前は、「一週間メニューをローテーションさせたら、飽きるんじゃないの?」と不安だった。
でもまぁ、実際にやりはじめると、それが杞憂だと感じた。

だって例えば、ジャンルだけ決まっていても、ぱっと思いつくだけでもこれだけ汎用性がある。

月曜:ルー系⇒カレー、クリームシチュー、ビーフシチュー、クラムチャウダー、ハヤシライス、ハッシュドビーフなど
火曜:炒めもの⇒野菜炒め、鉄板焼き、ガパオ、ナス味噌、生姜焼きなど
水曜:鍋系⇒キムチチゲ、鳥ぱいたん、水炊き、寄せ鍋醤油、生姜みそ、湯豆腐など
木曜:魚系⇒カジキのソテー、さわらの西京焼き、鮭のホイル焼き、サンマの塩焼きなど
金曜:煮物⇒肉じゃが、ぶり大根、鶏と玉子、ごぼうと手羽元など
土曜:冷蔵庫の整理⇒無限大
日曜:ハンバーグや唐揚げなど家族が好きなもの⇒パスタやオムライス、ピーマンの肉詰めなど

とにかくまぁ、飽きることはない。
なんとかなるものだ。

それ以外のデメリットといえば、食材を冷凍せずにいると、賞味期限に追われそうになることがあることだろうか。

「豚こまとか、すぐに使うでしょ!」とか言って、冷蔵庫にいれっぱなしになって、週の後半に救出されることが多い。

面倒くさがらず、冷凍しよう。。。

1週間の献立をローテーションするようになって変わったことまとめ

そんなわけで、一週間の献立をローテーションするということは、マル子にとっては非常に有用性のあるものだと感じた。

夕飯を何にしようかな・・・と夕方まで悩む日々に終止符を打ったと言っても過言ではない。

やっぱり、ジャンルを決めたことで、脳内検索をしなくなったのは本当に良い。

ぜひあなたも試してみてほしい。

「なんでもよいよ」が困る理由と回避するための対処法「晩ごはん何食べたい?」「なんでも良いよ」という王道のやりとり、あなたもやったことがあるのではないだろうか。 「何でも良いよ」が困る理...