メモ・ノート術

手帳とノートとルーズリーフの使い分け方と一冊にまとめられない理由

手帳とノートとルーズリーフって、どうやって使い分けていけばいいのかをよく悩みます。
ノートやルーズリーフに情報を全部一元化しようとしたときに困った体験談をもとに、手帳とノートとルーズリーフを使い分け方を書いていきます。

手帳やノートやルーズリーフを使い分けるにはどうしたらよいか

昨今、書くためのツールって本当に多いよね。

・ノート
・ルーズリーフ
・メッセージカード
・はがき、手紙
・手帳
・メモ帳
・付箋
・カレンダー

などなど、なんやかんやと世の中は紙にあふれている。

それぞれに特性があって、短所長所があるわけだから、しっかり使い分けていくことは大事だよね。
頭ではちゃんとわかってるんだ。うん。

でも、考えてみると、これらの使い分けって、けっこう曖昧じゃない?

例えば、同じ大学の授業でも、ノートに書いている人とルーズリーフに書いている人がいたりする。
会社の先輩が教えてくれたことを、ノートに書いている人とルーズリーフに書いている人、メモ帳に書いている人がいる。

セミナーでルーズリーフを広げている人もいれば、パソコンにうちこんでいる人もいる。
予定をカレンダーに書き込んでいるときもあれば、手帳に書き込んでいるときもある。

スケジュール帳にタスクリストを一緒に書くかどうかも人それぞれだしねぇ。

どうしろっちゅーねん。

なんだか、一律に「この使い方が良い!!」ってなったら簡単なんだろうけど、ライフスタイルによっても全然使い方が変わってくるしね。
仕事しているか、していないか、在宅か、通勤か、子供がいるかいないか、趣味があるかとかね。
だから自分に合った方法を地道に模索していくしかない。

あと、最近はさ、「フセン」とか「マステ」とかそういう小物も充実しているから、なおさら書き方に悩むというか・・・

マル子の場合はメモ魔なので、適当に書いていると、どれに書き込んだか忘れちゃって大変になる。

情報は一冊のノートにまとめなさいを実践した結果

整理収納の考え方でも一緒だけど、「定位置収納」というのは紙に書く場合にもあてはまると思う。
例えば、この内容について書くならこのノート、この内容について書くならメモ帳、みたいに。

いっそそれが一冊のノートに全部書き込むにしても、それはそれで定位置収納だよね。

そう思って、マル子は一時期、ノートに全て書き込んでいた。

「情報は一冊のノートにまとめなさい」を読んでそうしていたんだけど、マル子的にはこれがちょっと失敗だった。

書き込んでいた内容はこんな感じ。
・1日のタスク
・読んだ本の感想
・ブログのアイデア
・キーワードの整理
・買い物メモ
・英語学習
・スケジュール

つまり、「メモしたいこと」「記録したいこと」「書き散らしていること」「まとめたもの」「将来みたいもの」が全部同じところに突っ込まれているわけだ。

メモ魔が情報を一冊のノートにまとめると情報が取り出しにくい

だから、もう二度と読み返さなくてよい情報もたくさん入っていて、大事な情報が埋もれていったりしたんだよね。

うん、これは我ながら、当に下手くそなやり方だったんだと思う。

せめて、マル子の場合は英語学習内容とかは除外してよかった。ノートの大部分を占めてしまうし(いや、そんなにやってなかったかもだけど)。
英語の学習記録ならまだしも、学習内容は別のノートで良かったな。

あと、よく見直すページとかは、見返しやすいようにシールやフセンを貼るという目印も必要だったなぁ。

情報を一冊のノートにまとめるとスケジュール管理がしづらい

情報を一冊のノートにまとめることで、スケジュール管理がしづらくなった。

カレンダーって、一番わかりやすいところに作りたかったんだよね。
だから、ノートの冒頭にカレンダー用のスペースをとろうとしたんだけど、ノートをいつまで使い続けるかってわからないから、まずどのくらいとればよいのかわからない。

そして、マル子の場合はかなりのメモ魔なので、結局一ヶ月くらいでノートが一冊終わってしまって、次のノートに同じカレンダーを書き込んだりとかするのが手間だった。

いや、コピーするだけでもね、手間だよね。

それから、カレンダーで未来の予定を管理しづらくなった。
「いつ」という期日が決まっている予定はまだしも、いつかわからないけどこれやらなきゃ・・・とか、3年後までにこれやらないと・・・とかかなり先の期限のもの。

これもまた、次のノートへの持ち越しが面倒になってしまった。

家事ノートは一元化ノートにいれられない

あと、家事ノートを作ろうと思ったときに、このときつくった一冊のノートにはいれられなかった。

だって、普遍的な内容のもの(既往歴とか家系図とか)もあれば、変化する内容のもの(連絡先とか物の収納場所とか)もある。
普遍的な内容のものをいちいち別のノートに書き写すのがかなり手間だし、変化する内容のものは情報は常に最新にしておきたい。

そう考えると、家事ノートはルーズリーフの方が向いている。

情報は一冊のノートにまとめなさいをルーズリーフで実践した結果

それなら、全部ノートにまとめるのはダメでも、ルーズリーフならカスタマイズしやすいし、ありじゃない?と思ってためしてみた。
でも、これがまた失敗・・・(失敗してばっかだな)

だって私、あとから見返したりとかほとんどしないんだもの!!
どんどんルーズリーフのバインダーが厚くなるのを見て焦るだけだった。

思わず、ルーズリーフの保存の仕方とか調べて記事を書いたよ。
ルーズリーフ紙の保存用に最適なのはどれ?6個の方法を比較してみた。

でもやっぱり、保存するだけじゃ解決しない。
情報が時系列にすらなっていなくて、散らばってるんだもの。

何をノートに書いて、何をルーズリーフにまとめるのかって大事なんだなと思った。

今はこんな感じになっている。

1日のやることリストや買いたいもの、日記⇒マイノート
家事ノート⇒ルーズリーフ
学習したこと⇒英語用ノート
ブログのアイデア、直したところ、覚え書きなど⇒ブログ用ルーズリーフ
整理収納⇒整理収納用ルーズリーフ

ノートやバインダーの種類が多いから微妙かな?と思っていたけど、今の所そんなに不都合はない。
一冊のノートやルーズリーフに全部いれようとするより、複数を使い分けたほうが使い勝手が良かった。
当面はこれでいってみようと思う。

手帳とノートとルーズリーフの使い分け方と一冊にまとめられない理由まとめ

ルーズリーフにはルーズリーフの良さ、ノートにはノートの良さがあるということはわかっていた。
ただ、使い分けたほうが良いということには、最近まで気づかなかった。

ノートは時系列の出来事管理とか、記録に特化しているし、
ルーズリーフはカスタマイズのしやすさに特化している。

ただし、雑多なことが書き込んであるノートにスケジュール帳機能を求めるのは酷だし、目的のページを見つけるためには工夫も必要だ。
また、ルーズリーフは自在にカスタマイズできるぶん、整理する時間をとる必要がある。

それぞれの特性をしっかり理解して、使っていきたい。