整理収納

物を捨てたがらない親の家の整理収納をしてきた

整理収納アドバイザーの2次試験のために、実家の洗面所の片付けをしてきました〜!
「物を捨てたくない」というタイプの親なので、どういう点に気をつけたかなどを紹介していきます。

洗面所の収納量は意外と多い

先月、実家の洗面所の整理収納した。
洗面所ってさ、あんまり物が多くなくて楽かな?と思ってたんだ。

 

だから、整理収納アドバイザーの1級2次試験のプレゼン資料を作るために、どこかを片付けなきゃいけなかったんだけど、「キッチンは大変そうだから、洗面所くらいで良いかな」ということで、洗面所を選んだ。

 

 

でも、その考えは甘かった・・・

実際に洗面所の整理収納に着手し始めると、鏡の裏や洗面ボウルの下や洗濯機周辺とか、意外と収納が多いことに気が付いた。

 

ヤベェ、おわらねぇ・・・・

 

途中で何度か現実逃避しそうになった。

 

 

何がそんなに詰まっているのかというと、お風呂用品のストック、スキンケア用品、掃除用品、貰い物の化粧品、旅行先で使う洗面具などなど・・・
あと、タオルとか、人によっては下着やパジャマを洗面所に収めている人もいるだろうしね。

 

洗面所って、置いてある物の量も多いし、種類も多くてごちゃごちゃしやすい。

しかも、私の実家は汚部屋とまではいかないものの、とても物が多い。
洗面台の上だって、とてもスッキリとは言えない状態である。

 

そんな訳で、案の定一筋縄ではいかなかった。

 

 

洗面所の整理収納の仕方を紹介!

さて、整理収納アドバイザーという資格があるが、その勉強で使ったテキストに基づいて洗面所の整理収納をスタート。

 

 

まずは、物を全部取り出す。

この時点で、本当は別の部屋にブルーシートを強いてその上に並べて置いていく予定だったが、息子がメイク用品をいじりはじめたので、洗面台の下に並べていくことにした。

 

そうすると今度は場所が狭いせいで、全ての物は取り出せなくなってしまう。

う〜む、困った・・・

 

基本的に、整理収納のポイントは「全出し」という点である。
仕方ないので、まずは洗面台の上に備え付けられている棚だけをやることに。

 

で、そもそも洗面台の一番上の段って、手が届かないのよね。

 

マル子は身長158センチという、女性の標準身長だ。

ということは、洗面台の鏡裏にある一番上の段というのは、ほとんどの女性にとって、使いづらい場所と言えるだろう。

 

 

できるだけここに物を置いておきたくはないなぁ・・・

これから高齢者となっていく両親が使うのだから、腕の可動域とかもどんどん狭くなっていくだろうしねぇ。

 

うん、洗面台の上の段は、ないものと考えた方が良さそうだ。

そして使用頻度に応じて取捨選択をしていく。

 

で、マル子の親世代だと、「勿体無いことをしたくない」と言って溜め込むことが多いんだって。

例に漏れず、うちの親も「捨てたくない」とずっと言い張っていた。

 

でも、整理収納って、別に断捨離することじゃないんだよね。

 

物を捨てるというと確かにメリットがいっぱいあるけど、捨てたくない人は捨てる必要がない。

ただ、使用頻度に応じて、物を収納する場所にはこだわった方がいい。

 

使わないものを奥にしまう、毎日使うものは毎日取り出しやすい所におく、そんなことを徹底して収納するだけで、だいぶ使い勝手がよくなる。

 

片付けたいけど捨てたくない人の整理収納の仕方

そして、「捨てたくない」という人は、片付けの仕方に特徴があって、大体の人は「いらないものだけ取り出す」っていうものなんだよね。

でもこれだと、いつまでたっても片付かない。

 

「これいるかなぁ・・・?」とか思っても、「あぁ、こういう時に使えるよな」と、無理にでも使用タイミングを探し出してしまうから。

 

 

だから、少しでも客観的に考えるためにも、全出しして、同じものをまとめていくのがすごく画期的だ。

そうすると、何がどれくらいあるかを視覚で認識できるし、「これがこんなにあるなら、この古いものはもう手放してしまおう」と考えることができる。

うちの親も「捨てたくない」と言い張っていたけれど、実際に目で見て認識すると、所持数に満足したのか、自発的に手放そうとするようになった。

 

それでも「手放したくない」と思うようであれば、もうそれ以上手放すことを推奨しなくても良いと思う。

 

あんまり無理やり説得すると、「片付けたくない」と拒否反応起こすようになってしまうしね。

さて、そうやって不要なものを手放して、使用頻度順に収納していくと、だいぶスッキリしてきた。

 

洗面台の上を片付けた後は洗面台の下、タオルなどのファブリック用品、洗濯機周り・・・と順番に全出ししては片付けて・・・を繰り返していく。

 

そうして、ようやく整理収納が完了したのだ。

 

 

物を捨てたがらない親の家の整理収納をしてきたまとめ

整理収納アドバイザーの資格試験のために、実家の洗面所の片付けをしてみたけど、やはり全然自分の家を片付けるのと勝手が違うなぁ。
関連記事→整理収納アドバイザーの1級をとるまでの過程を公開!

 

でも、実家の洗面所の片付けをした結果、とても使いやすくなったと喜んでもらえてよかった。

そして、洗面台の上がスッキリしていると、掃除もしやすくなったみたい。

 

衛生的になるのって良いよね。

 

他にも、貰い物のフェイスマスクなども溜まっていたから、せっせと使い始めることにしたらしい。
贅沢に使っていけるのって良いよね。

 

こうやって良いことがどんどん連鎖していくのが、整理収納の醍醐味だと思う。

マル子の親も、整理収納したことで、「今まで気づかなかった不便さ」に気づくことができたようだ。

 

そして、快適になった洗面台を使うことで、気持ちよく朝の身支度ができるらしい。

 

 

今度は実家のキッチンなどの整理収納もしていこう。

 

ちなみに、自分の家でのキッチンはこんな風に整理収納していった。

過去記事参照→キッチンの整理収納をやってみた①【吊り戸棚編】

 

 

キッチンが整理収納されると、使い勝手がよくなることで、レパートリーが増えたりとか、良いことがたくさんあった。
ぜひあなたもやってみてね!