もしかしたら、あなたの家のキッチンにも、収納が隠されているかもしれない・・・。
ここまであんぽんたんなのはマル子くらいだと思うが、今一度、キッチンの収納を確認すると新しい発見があるかもしれない。
てか、愛情持って整理収納するの大事ね。ほんと。
Contents
キッチンのどこに調味料を収納するか?それが問題だ。
マル子は、我が家のキッチンで世紀の大発見をしてしまった。
興奮さめやらぬまま、このブログを書いている。
ことの発端は、インターネットでシンク下収納の例を探していたときだ。
先日、台所の作業台を綺麗にした(詳しくは「キッチン掃除が面倒だったが作業台を綺麗にしたら思わぬ効果があったので画像付きで報告!」をどうぞ!)ことをきっかけに、おしゃれで使いやすいキッチンにしたいぞ熱がフィーバー中なのである
。
で、ちょっとキッチンにある小さな調味料の瓶が邪魔だな~場所を変えたいな~と思い、みんな調味料をどうやって仕舞ってるのかな〜?とネットの海に探索に出かけたのである。
そして見つけた文章がこれ。
コンロ下の端の引き出しには、調味料類を収納されている方が多いと思うのですが、引き出すたびに倒れたり転がったりしませんか?
(中略)
キッチンの一番端の引き出し。 調味料を入れたいのに、引き出しの中でガチャガチャいうし、倒れるし。
RoomClip
この記述を読んで、「ん?」と思ったのだ。
我が家には、そんなのないぞ??
でも、さも「あるのが当たり前だよ~ん」という文体で書かれているぞ??
と。
マル子は速攻で、キッチンに走っていった。
走れマル子。
メロスは目的地に到着するまでに3日かかっていたが、マル子は3秒で到着だ。
メロスは10里だけど、マル子は3mだしな。
早いぜ。
そしてキッチンと対面した。
まさかとは思うけどね。や、期待はしてないんだけどね・・・?念の為ね・・・?
と、もはや誰に予防線を張っているのかわからない。
ちなみに我が家のキッチンは、こうである。
そして、今まで引き出しだと認識していたのはこうである。
なんということだ。
コンロの横に、今まで気づかなかった出っ張りがあるではないか。
震えを抑えながらそっとそこに指をかけ、引っ張ってみる。
あったーーーー!!!!
なんということだ。
この1年半、全く気づかなかった。
思わずマル子は絶叫し、隣の部屋で掃除機をかけていた夫がぷりちー天使(1歳の息子)を抱きかかえ、台所にとんできた。
「夫よ・・・!こんなところに引き出しが隠れていた・・・!」
マル子の指先を確認した夫もまた、大層おどろいて「ふへっ?!」と変な音を出していた。
良かった。
あんぽんたんはマル子だけではなかった。
心の底から安堵した。
ちなみに、驚愕の両親が面白かったのか、ぷりちー天使は今日もぷりちーにきゃっきゃと笑っていた。
ぷりちーである。
語彙が崩壊するほどのぷりちーさなのである。
キッチンのシンク下の収納を最大限利用しているか?それが問題だ。
これで、調味料をどこに仕舞うかという悩みはほぼ解決である。
マル子は今日もまた、より一段と我が家のキッチンへの愛を深めた。
そこで夫が一言。
「他にも気づいてない引き出しがあるかもねー」
ははっ、まさか。
そんなまさかね、と笑いながらマル子は台所から出た。
そして、今度は、キッチンに置いてあるストック品をどこにしまうか考え始めた。
5分後。
考えが行き詰まり、実際に台所に座り込んでストック品のチェックをすることにした。
キッチンに座り込もうとした瞬間、マル子はバランスをくずした。
やばい、このままだと転んでしまう。
とっさにマル子はキッチンの一番下の部分を手でつかんだ。
ここね。
カラカラカラ。
一瞬、マル子の理解は追いつかなかった。
頭が理解することを拒否したのだ。
今の軽やかな音。
そしてマル子の指先にあるこの空間。
何度も確認したんだ。
間違いない。
引 き 出 し だ 。
なんということだ。
またしても。
またしても今まで気づかなかった収納が発見された。
「・・・夫よ。ちょっとこっちに来てくれたも」
震える声で夫を呼び出した。
そして、この引き出しをカラカラカラと開けてみせた。
「え、知らなかったの?俺、知ってたよ」
そのときマル子は悟った。
真の敵はお前かセリヌンティウス。
セリヌンティウスの腕にいる、ぷりちー天使はあいかわらずぷりちーにきゃっきゃと笑っていた。
キッチンの収納棚を増やす前に確認することがあるだろ?
今までの1年半。
雨の日も風の日も雪の日もここで料理を作り、片付けをし、夫と笑いあい、息子に翻弄されたこのキッチン。
だいぶ私に馴染んできたと思っていた。
しかしそれは、マル子の過信に過ぎなかったのだ。
彼女は、その真価を隠していたのだ。
今はまだ、すべてをさらけ出すその時ではない、とでも思っていたのだろうか。
愚かな私にはその考えはわからない。
しかし。
今、マル子が彼女にこうして興味を持ち、最大限に効果的な使い方をしようと意気込んだ瞬間、大きな進化を遂げてくれたのだ。
素晴らしい。
なんとありがたいことだろうか。
昨日は、あんなにスチールラックの魅力にはまり(詳しくは「転勤族の収納家具にぴったりなスチールラックの魅力にやられてる。」をどうぞ!)、いざ新しいスチールラックを購入しようとした途端、「私の力はまだまだこんなもんじゃないのよ」と言わんばかりに、その収納力を見せつけてきた。
今、早速、レトルト食品をちょっと移動し始めているが、おかげで賞味期限切れのものがわんさかあるということに気づけた。
しばらく私のお昼ご飯はレトルト食品やインスタント食品ばかりになりそうだ。
キッチンのシンク下収納をなめてはいけない!収納棚やラックを増やす前に確認したほうがよい。まとめ
それぞれのサブタイトルのはっちゃけ具合を見ていただければわかるように、マル子はガクブルしながらこれを書いている。
「シンプルライフした~い」とか言う前に、家を愛情もってすみずみまで把握しようと強く思った。
今日もまた、夢リストで書いたおしゃれなキッチンに一歩近づいてしまった。
ちなみに先日書いた「夢リストに期限を決めるメリットの大きさに愕然としてる」を見てもらえればわかるように、キッチンを快適にするのも期限をきってやっている。
夢リスト書くと、叶うよね。ほんと。
なんか変な方向で叶っていってる気がする。
なにはともあれ、これからもセリヌンティウスとぷりちー天使のために料理を作っていこう。
そういや、夫が書いた夢リストに、「フライパンいっぱいに作られたハンバーグが食べたい」というのがあったな。
今度気が向けば、大きな愛で大きなハンバーグを焼いてあげようと思う。
おわり。