整理収納

「フランス人は服を10着しか持たない」の感想と実践してたいこと

ボンジュール!
「フランス人は服を10着しか持たない」を読んだ瞬間、パリジェンヌ・マル子が爆誕した。
そう、おわかりのとおり、さっそく感化されてしまったのである。

ちなみにこの本、洋服の話だけの本かと思いきや、食事や住居について書かれている割合もだいぶ多かった。
本を読んだ感想と実践したいことを書いていこう。

「フランス人は服を10着しか持たない」に出てくる洋服の考え方について

これはねー、タイトル見たらそのままわかると思うんだけど、フランス人は服を10着しかもたないんだって。

ちなみに10着というのは、各シーズン毎である。

春・秋用に10着。
夏用に10着。
冬用に10着。

 

合計すると30着になる。

あ、下着や靴下などはこれにふくまれないよ。

 

 

各シーズン毎に10着と思うと、けっこうハードルが下がる気がする。
え?できてから豪語しろって??ごもっとも!!

 

また、この本の登場人物であるシック一家の洋服の質も良さそうだ。
著者が初めてシック一家に挨拶にいったとき、シック一家がとても上品な服を着ていたことから、「あら、私のためにおしゃれしてくれたのね」と思ったらしい。

でも、実際は、それが普段着だったとか。

 

 

引っ張り出す服の何を着ても質が良いって羨ましい。

 

この本の著者が穴のあいたズボンをパジャマがわりにしていて、「なんで穴が空いた服を着ているの?」とマダムに問われ、「・・・・そういえばなんででしょうね?」と返事に窮しているシーンがあった。

 

 

それを念頭に自分の服を見回してみると、毛玉だらけのものとかもう伸び切ったものとかあるんだよね。
で、なんだか捨てるのもったいないし、いつかパジャマにしたり、リメイクして使うかも・・・と思っていたんだけど、パジャマは持っているし、リメイクなんてしたこともない。

 

 

うーむ、遺憾である。

 

結局やらないのに持ち続けているのだ。
なぜなのか聞かれたら、マル子はきっぱりとこういうだろう。

 

「それすなわち、エコのためである!」と。

 

 

もちろん、ハッタリである。

 

 

事実を突き詰めると心が痛むぜ?

私の心ではなく、あなたの心がなっ!!

 

 

あと、著者がマダムに「あなたにその服の色は似合わないわね」と指摘されているシーンもあった。
マル子は自分の似合う色や似合わない色すら微妙である。

 

いつも同じような色の服を買ってしまうわりに、それが自分に似合うかと問われると、「無難」というだけだなぁ。

ぜひ、マダムにコーディネートしていただきたい。

 

 

「フランス人は服を10着しか持たない」に出てくる食事について

食べることが大好きなマル子は、とても興味深く読ませてもらった!

朝は一杯のコーヒーを注ぎ、タルトを食べて1日を開始する・・・素晴らしい。
そんな日常をおくりたいものである。

 

 

このシック一家は、食事をとても大事にしているらしい。
いつも手がこんだ食事を2時間ほどかけてゆっくりと食べているんだとか。

 

シック一家のデザートは、いつも手作りのタルト。

そしてそのときにあまったタルトが朝食にでてくるのだ。

 

食事に2時間かけると知って、夫と少し時間をかけて食べるようになったものの、いつもすぐに食べきってしまう。
元来が食いしん坊だからかしら・・・気がつくとおかずに箸が伸びてしまっている。

 

あと、たぶん品数が少ないのが原因かと思われる。

うーん、2時間の食事って、作るのも時間がかかりそうだけど、そんなに大事に食べてもらえるのであれば、作りがいはありそうだね。

 

 

いちごのタルトを作るときも、著者がドサッとイチゴを置いたら驚かれ、ひとつひとつキレイに二人で並べ直すシーンがあった。

買い物に行くときも、大型スーパーで全部の食材を一度に揃えるのではなく、八百屋やパン屋など、個別に回っている描写があった。

 

 

時間があるんだなぁ。

こういう食事にこだわっているの、丁寧に暮らしているって感じで憧れる。
でも、常に時間に追われている私がやるのは難しそうだなぁ。

 

子供に手がかからなくなったらやれるのかしら。。。
や、タルトを毎日作るなんて、きっと私にはできないな・・・

 

早くもあきらめに向かっているこの思考をなんとかしたい。

 

 

「フランス人は服を10着しか持たない」に出てくる住居について

シック一家は豪邸に住んでいるらしい。
それについては、残念ながらマル子が真似できることはない。

 

しかし、シック一家の部屋はとても整理整頓されているように書かれていた。
メガネ一つとっても、常に決められたところに置かれているとのこと。

 

こういう、ひとつひとつの物の住所がちゃんと決まっているのってすごいね。
気がつけばどんどん散乱していくからなぁ。

 

私だけかもしれないけど、「乱雑な部屋」って、慣れてしまえる。
我が家の場合だと、大きなものだと定位置が決まっていたりするけれど、小さなものは定位置がない場合がけっこうある。
で、写真とか撮ってみると、「あれ、こんなに散らかってたっけ?」と慌ててしまう。

 

この本にでてくるシック一家のように、小さいものにも定位置を与えたいものである。

そして、「小さいものこそ定位置を決める」という考え方って、整理収納アドバイザーの資格をとろうとしている私にはけっこう馴染みが深いものである。

 

「知っている」のに「やっている」という状態にならないとはこれいかに。

せっかくこの本を読んだからには、意識していこうと思う。

 

 

「フランス人は服を10着しか持たない」の感想と実践してたいことまとめ

さて、この本を読んでマル子が決めたことはこうである。

 

・食事にかける時間を大事にする
・自分に似合う色を見つける
・服をへらす
・小さいものの定位置を決める

 

 

まだ実践中ではあるが、それなりに効果があったので、また別記事で紹介させてもらおう。

 

 

ばいちゃ!