料理

魚焼きグリルを活用すれば野菜も肉もケーキも作れるらしい

魚焼きグリルの活用方法に興味を持ったので調べてみた。

今まで魚を焼く以外に活用していなかった魚焼きグリルだが、実は鶏肉や豚バラ、ベーコン、野菜類、フルーツを焼けるし、ゆで卵やお菓子まで作れるらしい。

さらに、パンまで匂い移りせずに焼けるとか。
マル子が驚いた魚焼きグリルの有用性について共有させて欲しい。

魚焼きグリルは魚以外にも有効活用できることを知った

魚焼きグリルって素晴らしいね。

今まであんまり認識していなかったけど、「魚焼きグリルは万能シェフ」という本を読んで考えを改めた。

 

ちなみにこの本、もう15年以上前に発刊されているため、あまり書店などでは見かけない。
興味がある人はぜひ図書館で取り寄せて欲しい。

 

 

魚焼きグリルって、なんか洗うのがめんどいからあんまり使いたくなかったんだよね。
でも最近は、グリルの受け皿で油を受け止める用のシートが100均でもあるから、便利になっとはおもうけども。

 

まぁ多少便利になったところで、魚の皮とか油の焦げがこびりついた網を洗うのが面倒で、マル子家ではめったに魚焼きグリルが活用されていなかったんだよね。

 

 

でも、洗うのが後々面倒臭くなる魚を焼かないとなれば話は別だ。

魚焼きグリルでは、魚の他にも、野菜やグラタン、肉や焼きおにぎり、ピザやお菓子などなんでも焼けるらしい。

 

ゆで卵まで作れるって知ってた?

水に濡らしたキッチンペーパーを巻いて、その上からアルミホイルを巻いて10分焼くんだって。

爆発しないのかしら・・・

 

スーパーで売っている惣菜も、レンジであたためると油でぐちゃっとするんだけど、魚焼きグリルであたためると余分な油が落ちてサクサク、カリッとするらしい。

 

 

なにそれ、めっちゃ素晴らしい。

 

 

後日談:

実際に唐揚げを作ってみたので「魚焼きグリルで油を使わないサクサク唐揚げを作ってみたよ」をどうぞ!

 

 

魚焼きグリルの使い方と仕組みを解説してみよう

魚焼きグリルの使い方のポイントは、「中火以上で短時間で焼き上げること」らしい。

焦げるのを恐れて弱火でやると、焼きあがるのに時間がかかる。
時間をかけるほど、旨味が抜けてパサついてしまう。

 

特に魚は、時間をかける影響が顕著に出てしまう。
魚の時は強火で一気に焼き上げて欲しい。(こげには注意!)

 

また魚焼きグリルは、小さいからこそその威力を発揮するようだ。
あの庫内の小ささのおかげで、一気に高温になる。

 

両面グリルだと350度、片面でも300度まで一気に上がるらしい。
ちなみにガスオーブンでも300度が限度とのこと。

 

これにより、魚焼きグリルは、表面の水分を素早く蒸発させることができ、サクっとできるらしい。
その特性は、ピザ窯に限りなくちかいとか。

 

 

ちなみに、両面焼きグリルは、点火後わずか1分で300度まで温度が上昇する。
つまりは、両面焼きグリルでは予熱がいらないということだ。

 

 

手早く簡単に美味しいものが作れる。

 

その分、素早く取り出さないと黒焦げになる。
オーブンレンジクッキングにはタイマーが必須である。

 

 

魚焼きグリルで野菜やフルーツを焼くメリットと焼き方

水っぽい野菜やフルーツを焼くことで、表面の水分が一気に蒸発し、旨味や甘みが凝縮される。

トマト、人参、じゃがいも、大根、桃など、こんなに美味しかったんだと唸らせるほどだとか。

 

野菜をゆでるよりも、魚焼きグリルで焼き上げる方が、甘味も旨味も数値が軒並み上がるそうだ。

そして、肝心な野菜の栄養素についてだが、これらは水溶性のものがおおい。

 

つまり、ゆでると栄養素が溶けてしまうところだが、魚焼きグリルで焼けば、栄養素を逃がすことなどないのだ。

 

 

ちなみに、急激に水分を蒸発させるため、比較的水分の少ないかぼちゃやじゃがいもなどの野菜は、あらかじめオリーブオイルなどをからめないと干からびてしまう

きのこ類なども油をからめて焼くことで、コクが加わる。

 

ドレッシングでマリネにした野菜を焼くことで、ドレッシングの水分が飛んで味が濃くなり、さらに美味しくなるらしい。

 

 

魚焼きグリルで肉を焼くメリットと焼き方

また、魚焼きグリルでは脂分を溶かすため、肉を焼くと余分な脂質をそぎおとすことができる。
鶏肉や豚肉の脂肪の割合を比較したところ、グリルで焼くと豚ロースは25%カット、鶏もも肉は20%カットするらしい。

 

豚バラ肉については、一説によると40%カットできるとか。
このため、ささみなど脂肪分が少ない部位よりも、ロースやバラ、ベーコンなどがおすすめである。

 

 

中でも、鶏肉は皮がついているため、グリルとの相性が良い。
皮の水分量は3分の1になり、パリッとした食感になる。

皮を下にして焼くことで、旨味はこぼれ落ちることはないらしい。

 

 

皮がパリッとした鶏の照り焼きって、革命的に美味いよね。
今度是非試してみようと思う。

 

 

魚焼きグリルでパンを焼いたら匂いが移るのか

ちなみに、魚焼きグリルで魚以外を焼いたらにおいが移ってしまうんじゃないか気になって調べてみた。
鯵を100匹焼いたグリルと新品のグリルで食パンを焼いて実験したところ、食べ比べても臭いセンサーにおいても、特に差はなかったそうだ。

 

これは、300度を超える温度で、臭い分子が分解されるからだそうだ。

 

魚を焼いたグリルは冷めると魚の匂いがするが、次に焼いたときに臭いの分解がはじまる。
ただし、受け皿や網に魚の皮などがこびりついていたらこの限りではない。

 

こまめに洗うことが大事らしい。

そりゃそうだよね。
アルミホイルで焦げカスをこすると、比較的簡単に落ちるらしいのでぜひ試してみようと思う。

 

 

魚焼きグリルを活用すれば野菜も肉もケーキも作れるらしいまとめ

図書館でふと目についた「魚焼きグリルは万能シェフ」だが、読んで良かった。

実に良かった。

この本によって、マル子の料理レパートリーがまた増えた気がする。

 

あと、マル子はオーブンの余熱の仕方がよくわからないのも、お菓子づくりをあまりしない理由の一つだ。
余熱いらずの魚焼きグリルでお菓子を作れるなら、もしかしたらお菓子作りに対するハードルが劇的に下がるかもしれない。

 

 

まぁまずは、魚焼きグリルを使って色々焼いてみる「焼き焼きパーティ」を夫と開催してみようと思う。
そして、本当に野菜の味が変わるのかをちょっと夫で実験してみようと思う。

 

 

というか、魚焼きグリルを使いこなせれば、オーブンはいらないかも?
魚焼きグリルって、ミニマリストの強い味方にもなり得るのでは無いかしら。

 

このように、魚焼きグリルの今後の有用性に多大なる期待を寄せているマル子であった。
焼き焼きパーティを実践したらまた結果を報告しようと思う。

 

 

後日談:

焼き焼きパーティを実践してみた感想がこちら⇒「野菜やきのこや豚肉を魚焼きグリルで焼いてみた感想

 

ばいちゃ!