メモ・ノート術

マインドマップはどんなことにつかえるの?活用法を調べてみた!

マインドマップという単語をよく耳にしますが、実際にどんなことに使えるのでしょう?
マインドマップを使うことで何ができるようになるのか、また、どんなことにマインドマップを活用するのが良いかを調べてみました。

マインドマップでできることは?

マインドマップをやったことがありますか?
私は社会人になってから初めてマインドマップを知りました。

でも、書き方とか細かいことは知らないまま、ずっと我流で書いていました。
なんだかマインドマップを書くと、頭の中のことが全部一枚の紙の上に出ていくのですっきりするんですよね。

そして、今回、この「ザ・マインドマップ 脳の力を強化する思考技術」という本を読みました。
ちなみに、今は「ザ・マインドマップ 脳の無限の可能性を引き出す技術」という新板がでているそうです。

この本は、マインドマップを考案したトニー・ブザンさんが書いた本で、マインドマップの原点といえるでしょう。

そしてこの本を読んで、マインドマップでできることが多岐にわたると知りました。
「ザ・マインドマップ 脳の力を強化する思考技術」を読んで私なりに感じたことをまとめています。

マインドマップでできることは、主に下記の3つです。

1.記憶に定着させる
2.創造する
3.選択する

一つずつ見ていきましょう。

マインドマップをつかって記憶に定着させることができる

例えば、ただ無作為に「りんご」「ヴァイオリン」「カレー」「コップ」「コントラバス」「本」「恋人」など、イラストの書かれているカードを羅列されても、なかなか覚えきれないと思います。

しかし、「楽器」と言われたあとにヴァイオリンとコントラバスのカードが提示され、「食べ物」と言われたあとで、りんごとカレーのカードを提示されたらいかがでしょうか。

なにかに関連付けされているのであれば、とても覚えやすいですよね。

マインドマップは、そんなふうに関連付けさせたり、色をつけて視覚に訴えることで、記憶に定着させやすいという効果があります。

マインドマップを使って新しく創造することができる

例えば、音楽に全く興味のない人が、「クラシックの曲調で新曲を作って」と言われたとしたらどうでしょうか。
私は多少音楽は好きですが、そんなこと言われても、絶対にできません。

全くの0の状態から、何かアイデアをだすのは、とてもむずかしいですよね。

でもたとえば、クラシックがとても大好きで、演奏はもちろん、その背景や歴史なども詳しく、作曲の理論まで知っている人に「クラシックの曲調で新曲を作って」と言うのであればどうでしょうか?

なんだかそこまでいろんな知識があるのであれば、私よりは遥かに作れる可能性が高まると思います。
そんな感じで、「何かを創り出す」には、前提として「記憶がある」ことが非常に大事です。

既存のたくさんの知識の中から、新しい創造がされていくのだそうです。

マインドマップは、自分がどんな知識があるのかなども反映していくので、それらを組み合わせて新しいものをつくりだすことも可能です。

マインドマップを使って取捨選択することができる

例えば、AさんからもBさんからもプロポーズをされて、どっちと結婚したら良いのか悩む・・・という状況があるとします。

なんだか悩みが世俗的で申し訳ない・・・

で、頭の中ではいろいろ考えるでしょう。

例えば、
「Aさんは、イケメンで優しいけど、ちょっと優柔不断だし・・・
女性の扱いが慣れているしもてるから浮気の心配しそうだな・・・
定職にはついているけど飽きっぽいから長続きしないし、5年で転職2回してる・・・
でも子供好きだからそこはポイントたかいよね。

Bさんは別段イケメンではないけど誠実で、家事もAさんよりはできるけど、女性の扱い方が下手で、たまにイライラさせられるんだよね・・・
上司から可愛がられて出世しそうだけど、食べ方があまりきれいじゃないのが気になるのと、姑さんに甘やかされてそう。
でも、姑さんは遠くに住んでいるからあんまり会わなくてすむだろうし、実家が裕福だから老後は安泰・・・」

とまぁ、こんな条件だとしましょう。

え?条件で結婚なんてしないよって??そこは置いといてくださいな。

そして、こうやって頭の中をぐるぐるさせていると、ずっと自分にとっての結婚相手がどちらが良いとか決まらないままです。

そこで一回、紙に書き出します。

で、全部書きだしていると、きっと他にもいろんな「条件」を思いついていくと思います。
例えば、Aさんは料理上手だったなとか、時間にちょっとルーズだったな・・・とか。

おもいつくこと全て書き出して、それぞれに点数をふっていきます。
自分の中で、「食べ方が汚いのは許せない・・・マイナス100点」とか。

そうして点数にしていくと、はっきりと「どっちの方が自分にとってポイントが高いか」というのがわかりますよね。

マインドマップにすると、そういうふうに選択することもできます。

その際のメリットは3つです。

マインドマップで選択するメリット3つ

・決断するのに時間がかからない。
・自分では気にしていなかったようなとりとめのないことを思いつく。
・客観的に冷静に判断できる。

こんなふうに、マインドマップは、なにかを選択したいときにも使えます。

マインドマップの活用法は?

さて、記憶する、創造する、選択する、ということから、マインドマップはどういったことに活用できるか考えていきます。

マインドマップの活用法はこちら。

マインドマップ活用法

①読書をする際にマインドマップを活用することで、理解を深めることができる。
②自分と対話をして、棚卸しができる。
③自分にとって重要度が高いことが何かを知れる。
④学習にも効果的
⑤自己決断を促す
⑥他者との会議で使う
⑦過去の自分と比較できる

上記はほんの一例で、いろんなことに活用できるツールだと思います。

ぜひ、試してみてくださいね。

マインドマップはどんなことにつかえるの?活用法を考えてみた!まとめ

マインドマップを使うことで頭の中が整理され、記憶に定着し、新しい創造もできたり、選択できたりするということがわかりました。

普通のリストと何が違うのかというと、リストだと文章を書いて帰結してしまいますが、マインドマップだと果てしなく考え続けることができるところですね。

なので、「何かをまとめたい」「新しいアイデアをうみだしたい」というときには、マインドマップが非常に有効だと思います。

私も今、10年計画をマインドマップを使って作成しているところです。
できあがったら、自分の生活にどう変化が起きるのか楽しみです。

ぜひ、試してみてくださいね。